Q. |
はみ出し部分が固まらないが・・? |
A. |
ロックタイトは金属に触れて空気が遮断されると硬化する嫌気性接着剤です。ねじのすきまに充填された接着剤は両方の条件を満たす為硬化しますが、はみ出した接着剤は空気に触れているので硬化しません。そのため容器の中で硬化することもありません。 |
|
Q. |
緩めたいんだけどどうしたらいいの・・? |
A. |
工業用ヒーター等で5分程度200℃以上に加熱してください。その温度下ですと通常の工具で緩めることが出来ます。メンテナンス等で取外しがある場合は、低強度または中強度の222,242で接着されることをお勧めします。 |
|
Q. |
プライマーは必ず使うんですか・・? |
A. |
ロックタイトは金属の材質によって硬化時間がかなり左右されます。その為、両方の部品が硬化反応の遅い金属(不活性面)の場合片方にプライマーを前処理します。組立てるとき接着剤はプライマーを処理しないほうに塗布してください。
両方又は片方の部品が硬化反応の早い金属(活性面)の場合はプライマーは不要ですが、冬場など硬化時間をより早めたい場合使用することがあります。活性面・不活性面の金属についてはプライマーの製品説明を参照して下さい。 |
|
Q. |
樹脂のねじに使えますか・・? |
A. |
シアノアクリレート系の425をお使い下さい。嫌気性の接着剤は樹脂ねじにクラック等を起こす事が有りますので使えません。 |
|
Q. |
めねじが袋穴で強度が出なかったが・・? |
A. |
めねじが袋穴の場合、ボルトに接着剤を塗布しても締付け時に袋穴の空気と一緒に押し出されてしまいます。この場合は袋穴のめねじとボルトの両方に塗布してください。 |
|
Q. |
調整ねじを固定したいが途中で動かなくなっても困る。 |
A. |
低粘度後浸透タイプの290をお使い下さい。調整が終わってからねじに塗布しますと毛細管現象でねじのすきまに浸透し固定します。溶接部分のピンホールのシールにも使用できます。 |
|
Q. |
接着剤の性能を保証する規格なんてあるの・・? |
A. |
性能を保証するものでは有りませんが、MIL規格、UL規格等に認定された製品が多数あります。用途に応じてお選びください。 |
|